手足の冷え性に効く!ツムラの漢方薬の効果と副作用まとめ

多くの女性が辛い思いをしている冷え性。冷え性を根本的に改善させる良い手段としては、血行アップを含む体質改善がベストです。対処療法ではなく、根本療法としての漢方は昔から東洋医学の中心で利用されていて、実際の効果も長い歴史の中で積み重ねられています。

今回は冷え性改善として漢方をテーマに、ツムラ製薬会社の商品も例にとってご紹介します。

現代社会では冷え性が急増中

成人女性の6~7割が冷え性に悩んでいるといいますが、その多くの方が対処的な方法で症状を緩和させようとしていて、根本的解決になっていないケースが多々見られます。冷え性の原因は血管の劣化や血液が粘りっこくなることで生じ、ホルモン分泌量の低下による血管拡張作用の悪化、エネルギー代謝・新陳代謝の低下も体を冷やす原因です。

成人女性の場合は、炭水化物や糖分に偏った食生活の乱れや月経の影響で貧血傾向になりやすく、女性ホルモン低下で自律神経が不安定となり、体温調節もままなりません。また絞めつける服装や体を冷やすファッションを好む方は余計に冷えが進行しますし、オフィス仕事で体を動かさないことも冷え性には悪影響となっています。

実は中高年の男性にも同じような傾向がみられていて、今では中高年の男女ともに冷え性と向き合わなければならない状況になっています。

漢方が冷え性に効果的である理由とは

医食同源ともいわれる漢方医学の原点は、もともとの身体機能を正常に戻すことで、様々な病気の改善を図ることです。つまり体の働きを活性化させて、自然治癒力による内側からの治療を目的とするのが漢方治療のポイントです。そこで体内で熱代謝を起こす機能の劣化から生じる冷え症も、体質改善を含む身体機能の正常化が最も有効な手段だとされています。この点で漢方治療は打ってつけなのです。

東洋医学を得意とする医療機関では、「四診」といって、現状の健康状態を問診で確認したり、おなかや舌や瞼の裏の赤み具合や爪の様子をチェックしたり、脈を取ったりして投薬の処方を行います。問診では月経の状態や食習慣、疲労やストレスの蓄積具合など日常生活のこともしっかりと尋ねます。これらが冷え症とどう関係しているのかは先に述べた通りです。体の新陳代謝・エネルギー代謝が不良であれば、その症状が四診で確認できます。

そして処方される漢方薬は、天然由来の植物そのものか、それを煮詰めるなどして抽出したエキスということで、自然界に存在する状態の薬だということも大事です。つまり体内に入っても簡単に消化吸収ができること、またその際の負荷が小さいことから健康被害はありません。また有効成分を精製した西洋薬のように、本来ではありえないほど強い効き目からくる副作用の心配もありません。はっきりと言えば、漢方薬は良質な食事そのものですので、健康を高める効果に優れているのです。

冷え性の状態に合った漢方薬の代表例

気虚

慢性的に疲れやすくて寝つきが悪い状態、イライラ感や躁鬱の気があって落ち着かない状態を気虚といいますが、この場合はホルモン分泌低下などで自律神経が不安定になっているケースが多く、血行不良を生じます。
適用される漢方薬は、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)・人参養栄湯(にんじんようえいとう)などです。

血虚(お血)

栄養素である「血」が足りなくなっている状態、あるいは血行が不良で全身に血液が届いていない状態です。貧血やめまいや痺れやケイレンなどの症状が出やすく、肌荒れや抜け毛も目立つようになります。
適用される漢方薬は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)・温経湯(うんけいとう)・加味逍遙散(かみしょうようさん)・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などです。

水滞

「水滞」とは水分代謝の低下で、これも冷え性やむくみを生じさせる原因です。血虚と水滞によって、末端の細胞組織は温度を低下させることになります。
適応される漢方薬は、苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などです。

近年の女性のライフスタイルでは運動量が減少していて、しかも複雑な人間関係などでストレスをため込んでいる傾向が強いです。ストレスによる筋肉の緊張も冷え性を促進させます。そこで半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)・香蘇散(こうそさん)・抑肝散(よくかんさん)・抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)などといった漢方薬が効果的です。

ツムラの冷え性に効果のある漢方

冷え性に効果のある漢方として、国内の漢方専門製薬会社・ツムラの商品から紹介します。

ツムラ漢方 加味逍遙散エキス顆粒(カミショウヨウサン)


イライラ感が強い方や更年期障害・不眠症の症状に効く薬ですが、自律神経を整える働きに優れているため、体温調整を改善させる効果が期待できます。また筋肉のこりやストレス疲労感の解消効果で血行アップにもつながり、冷え性を根本的に解消するように働きます。

配合されている漢方薬は、サイコ・シャクヤク・ソウジュツ・トウキ・ブクリョウ・サンシシ・ボタンピなどです。
使われている素材はすべて日本薬局製で、品質と安全性は確かです。

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ツムラ漢方 桂枝茯苓丸料エキス顆粒A(ケイシブクリョウガン)

下腹部痛や肩こり、頭重、めまい、足冷えなどの症状に効果があります。具体的な適応は月経不順・月経痛・更年期障害・血の道症注などです。

配合されている成分は、ケイヒ・シャクヤク・トウニン・ブクリョウ・ボタンピなどで、添加物に日局軽質無水ケイ酸・日局ステアリン酸マグネシウム・日局乳糖水和物を含有しますが、安全性には問題がありません。

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ツムラの婦人薬 中将湯(チュウジョウトウ)

こちらはツムラの創業以来のロングセラー商品で、月経や妊娠・出産の体調不良、更年期など女性ホルモンのバランスが崩れた症状に効果があります。またイライラや不眠や冷え性にも効果的です。

配合されている成分は、シャクヤク・トウキ・ケイヒ・センキュウ・ソウジュツ・ブクリョウなど216種類の生薬が含まれています。すべて日本薬局製で、品質・安全性ともに良いです。

なお、漢方薬は毎日適量を服用するのがポイントです。そして継続することで有効成分が体質そのものを健全化するように働きます。

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まとめ 冷え性を改善するその他の方法

それぞれの症状にあった漢方薬を専門の医師や薬剤師に処方してもらい、毎日適量を服用することが第一ですが、それ以外にも自分でできる改善法があります。まずエアコンの効いた室内に長時間いないようにします。オフィス仕事などは仕方がないので、その時は体全体が温まる服装にすること、特に冷えやすい下半身はひざ掛けや厚手の靴下を履いて保温しましょう。

食習慣の改善も大事です。炭水化物・糖分を今の半分以下にして、その分タンパク質を取るようにします。また化学合成の添加物はできる限り避けます。そして水分はたっぷりと取ることで代謝アップ・血行アップがなされます。

有酸素運動を毎日の生活に取り入れます。ヨガやストレッチ体操なら、自宅で寝る前に気軽に行えます。また30分ほど散歩をするだけでも効果があります。できれば小汗をかくぐらい体を動かすと疲労やストレスも解消され、冷え性改善に有効です。

他にも冷え性改善対策はいろいろとあります。ポイントは毎日継続して行うことです。そうすることで副交感神経が活性化して、血管を修復し、血流をアップさせて、体の隅々まで代謝を高めてくれます。基礎体温が36度以上であれば健康体とも言います。低体温は万病のもとです。冷え性もあらゆる生活習慣病を招き入れる危険な症状だということを知っておいてください。